木造住宅は、私たちにとって最適な住まいであるとともに、
環境保護の視点で考えてみても、必要不可欠な選択でもあります。
木造住宅は、子どもたちの未来のためにも今選ぶべきカタチです。
温暖化が進む近年ですが、気温変化は、地球の平均にすると100年前と比べてわずか0.5度しか上がっていません。国連の機関(IPCC)の最新報告では「今後100年で、最大6.4度の気温上昇」、つまりこれまでの100年間に比べて10倍以上の気温上昇が予測されています。
気温上昇により南極などの氷がとけることで海面が数m上昇します。日本でも海面がおよそ1メートル上昇するだけで水没域の東京、大阪など都市部を中心 に90兆円以上の資産が失われるなど、大きな被害が予測されています。また、南極の氷は10分の1が融解するだけで海面が7メートル上昇。すでに南極の気温は2.5℃上昇し、房総半島 くらいの大きさの巨大氷山がいくつも流出し始めています。今世紀末には北極海の氷がなくなるとNASAが警告してます。
経済成長と人口増加により、今後、世界のエネルギー消費量は大幅な増加が見込まれています。特にアジアの発展途上国を中心に化石燃料の利用が増え、世界のエネルギー需要量は2035年には2011年の約1.3倍になるともいわれます。つまり、エネルギー資源は有限であるため少しでも消費を抑えるという視点が大切なのです。
温暖化を抑え、未来へのバトンをつなぐためにCOP21で締結されたパリ協定。世界の平均気温の上昇を
2.0度以内に抑えるため、人為的な温室効果 ガスの排出を実質ゼロにすることを目指します。
温暖化が進む近年ですが 、気温変化は、地球の平均にすると100年前と比べてわずか0.5度しか上がっていません。国連の機関(IPCC)の最新報告では「今後100年で、最大6.4度の気温上昇」、つまりこれまでの100年間に比べて10倍以上の気温上昇が予測されています。
今日の世界情勢のなかで、住まいづくりを通してできる最も効果的な手法のひとつが、木造住宅をつくるということです。
木造住宅を選択することで、家を建てる時から、改修して使い続ける全体の排出炭素量をプレハブ住宅と 比較し、格段に引き下げることが可能になります。
日本の林蓄積は進んでおり、この資源の利用は環境負荷の極めて低い選択です。さらに木材は様々な用途で利用できる再生可能エネルギーなのです。